〜いのちのハテナ〜「人の運命ははじめから決まっているのか?」
「運命」には逆らえない....という言葉を人はよく口にします。
この言葉は、例えば、自分が貧しい家に生まれたのは「運命」なのだ...とか、病気になってしまったのは、きっとそいういう「運命」だったのだ..というように、今起こっている悪しき状況について、どうすることもできない「憂い」を表現するときによく使われます。
では、本当に「運命」は生まれたとき、あるいは生まれる前から決まっているのでしょうか?
この答えは文字を見れば、簡単に理解することができます。
人には「宿命」と「運命」があります。
「宿命」とは字のごとく、「生命(いのち)に宿っているもの」です。それは、「サラリーマンの家に生まれた」、「日本人に生まれた」、「1960年に女として生まれた」「親は誰それであった」...というように、自分の意志では変えようのないもののことを呼びます。
一方「運命」は、生命(いのち)を「運ぶ」と書きます。これからの人生において、自分で何を選び運ぶかは、人人の意志によって限りない可能性を与えられている部分です。
「運命」とは生誕してから臨終を迎えるまでに司る「智慧のレール」です。
同じ様に生を受けても、違う運命を歩むとするなら、人間はひどく不平等に思えるかもしれません。しかし、わたしたち人間を含む自然界の一木一草までも、根源はみな、創造主が創った平等な存在です。なのにどうして差が出てしまうのか。それは「智慧」の差です。その人がどんな智慧を具えているのか、「自然の智慧、力」をどれだけ具えているかで、運命は変わっていくのです。
ですから、今以上のものを求めない人には「運命」を変えることはできません。
このような人は「宿命」が「運命」そのものになってしまう人です。
今以上のものを求める人、「自然の智慧、力」を求めようとする人が、「運命」を変えていくことができるのです。
=生まれたときにハンディになる「宿命」を背負っていたとしても、「運命」を変えていくことができる人です。
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