 |
|
|
 |
 |
「煩悩」って難しい字だし、難しい言葉だね。どういう意味なの? |
 |
そうじゃな、お前にもわかる言葉でいうなら、「自然の生命(いのち)」ではないもののこと、つまり「不自然の生命(いのち)」ということになるかなぁ。 |
 |
不自然の生命(いのち)か....」?まだよく分らないよ。 |
 |
 |
私たちが「自然の子」「神の子」であることは、前にも話したな。 |
 |
うん。 |
 |
人間が創造される前に、自然=神の生命(いのち)があった。そして、この神の力で私たちを創られ、神の子=「人間」と名付けられたのじゃ。つまり、人間が創造されたときには、みんな「自然の生命(いのち)」「神の生命(いのち)」を持っていたのじゃ。 |
 |
 |
へぇ、じゃあ、僕たちもみんなすばらしい人間だってことだ! |
 |
いやいや。もともとはすばらしかったはずなのに、長い暮らしの中で、自分の欲のために悪いことをしたり、自然を破壊したりするようになってしまった。このようなことを「不自然の生命(いのち)」「不浄の生命(いのち)」=煩悩と呼び、私たちは、もともと持っている「自然の生命(いのち)」とこの煩悩を戦わせながら、毎日暮らしているのじゃよ。 |
 |
 |
そうか、じゃ煩悩がなくなると、「自然の生命(いのち)」になれるんだね。 |
 |
とても難しいことじゃがな。そのために、みな修行をしておるのじゃよ。 |